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災害医療ACT研究所

2012年活動報告

設立式を開催しました。

東日本大震災の発生から1年経った2012年3月11日、震災時に石巻赤十字病院で立ち上がった「石巻圏合同救護チーム」の運営を支えた災害医療に精通した医師らが中心となり、災害医療ACT研究所を設立。事務局を置く石巻赤十字病院で設立式を開催しました。

森野一真代表(山形県立中央病院救命救急センター診療部長)は、「日本に住んでいる限り、災害から逃れることはできない。官民問わず、人的ネットワークを大切にしながら活動した今回の経験をもとに、さらなる研究を行い、人を育て、大規模災害が起きた際には被災地を内外で貢献できる専門家集団をめざしたい」と挨拶。続いて、石井正事務局長(石巻赤十字病院医療社会部長・宮城県災害コーディネーター)が、「災害対策本部にリーダーの医師が一人いても機能しない。私自身、多くの専門家の導きがあったから、幾多の困難を乗り越えることができた」と話し、設立の背景を説明しました。

本部機能を維持するためには、全国から駆けつける救護チームの登録・抹消、毎日更新するアセスメントデータの管理・維持、症状日報や受診者数などのデータ管理など、膨大な事務作業量をこなすロジが必要です。研究所では今後、本部機能のパッケージ化(本部付スタッフ、連携した企業のカウンターパート)とアドバイザリースタッフの派遣のしくみの構築を目指していきます。

顧問には、東日本大震災で石巻赤十字病院の患者搬送先として貢献した東北大学病院の里見進院長が就き、理事5名、メンバー26名(全国の医師、看護師、震災で連携した民間企業など)でスタートします。

写真左から、研究所で理事を務める山内聡、代表の森野一真、事務局長の石井正、理事の丸山嘉一と内藤万砂文。

震災から1年を迎えた2012年3月11日、青空が広がる穏やかな1日に。
取材に訪れた記者の質問に答える森野代表(左)と石井事務局長。

設立式では14時46分に全員で黙祷。